発足の経緯

会社の山仲間と女性2名を誘って山に行った時「山慣れした男性に連れて行って貰った上に運転までしてくれて」と事の他喜んでくれました。 

 そして、その時の彼女の1人が、真冬に女性2人で行って道に迷い遭難寸前になったと言う話を聞き、クラブでも作って安全登山の啓蒙をした方がいいのではかと思い、1999年8月1日に結成しました。

  体力や年齢、技術を無視した無謀登山が多い中、当クラブは安全登山をする為、S(散策)~D(登山上級)まで5ランクのコースを作り各自希望のコースを選べるようにしました。

  但し、体力も経験も無いものがいきなりアルプス等に行きたいと言ってもそれは認めません。

  無理なくハイキングや登山楽しむ為です。

 これは、私が中央大学ハイキング部(山岳同好会)時代に、某大学ワンゲル部が死のシゴキ事件で世上を騒がせて、そうしたやり方に疑問を持った先輩が大学ワンゲル部を退部して、自由参加でランク別コースを設定して、冬山、岩登り、沢登りはやらないと言うクラブを作った考えを参考にしました。

 それから、若い人を沢山入れようと思いあの手この手でPRしました。

  若い人を鍛えいざと言うときにその体力に期待する為と、会に活気をもたらす為でした。

  果たして会員が集まるか心配しておりましたが、順調に増え、費用も段々会費で賄える様になりました。

 それに連れ組織も整備され、若い人も多く入り楽しい活気あるクラブになりました。

  山は体力の有る者の独占物では有りません。

  体力が無くともコースを変えれば楽しめます。

また少しずつレベルアップをしてアルプスも可能です。つくばハイキングクラブはその事を実証したと思ってます。

  少し体力がつき経験を積むとややもして自信過剰になり無理しがちですが、自信がつけば付くほど慎重になって欲しいです。「山は楽しいよ!でも無理しないで!」いつも心の中でつぶやいています。